久保田 大地

VOICE #04

モノづくりを繋ぐ懸け橋となり、
コストを抑えれば事業利益を増やす

小林 駿一朗 KOBAYASHI SHUNICHIRO

新卒入社 グローバル調達部購買課 総合職

モノづくりを繋ぐ懸け橋となり、
コストを抑えれば事業利益を増やすこと

小林 駿一朗 KOBAYASHI SHUNICHIRO

新卒入社 グローバル調達部購買課購買係 総合職

「グローバル調達部購買課」の仕事について

あまりピンと来ない人もいるかもしれませんが、僕は「購買」という仕事をしています。
営業はモノを売る仕事ですが、それに対して購買は主にモノづくりに必要な資材を買う仕事です。
仕事の役割としては、生産に必要な資材を適切な価格で、納期までに仕入れることです。実際の業務として、仕入先へ見積もり依頼をかけ、提示された価格納期等の内容を仕入先と交渉をした後、注文書を発行し、納期通りに供給してもらいます。
重要なのは納期と価格で、納期は生産ラインを止めないように調整が必要で、価格は原価コストを最小に抑える必要があります。購買の仕事は、モノづくりを繋ぐ懸け橋となり、また資材のコストを抑え事業利益に貢献する大切な仕事です。

会社の躍進は、世界へどんどん広がっている

千石の特許技術グラファイトヒーターを搭載したアラジングラファイトトースターや電気ストーブはやはり魅力的で、メディアに紹介されお客様から高い評価を頂いたり、家族や友人が使ってくれたりしているので、僕も誇らしく思っています。
今もまさに、アイデアを生み出し新商品の開発に力を入れているところです。またグローバルに展開をして、販売を世界にも広げているので、アラジンブランドの認知度は国内だけでなく世界でも高くなってきています。この勢いを肌で感じる環境はとても面白く、会社もまだまだ躍進していくと思います。
この勢いのある千石で仕事に携わっていれば、おのずとモチベーションは高くなり、会社と共に自身も成長できる環境があると思います。

永遠の課題に向き合うことで、知見を得る

今、僕が力を入れているのは、コストダウン活動です。コストダウンは購買の永遠の課題で、毎年個々に目標を掲げて取り組んでいます。
資材のコストを下げて、製品の原価を下げれば、その下げた分がそのまま直結して事業利益につながりますので、この活動は重要です。目標は金額として表し可視化するので、達成すると実感がわきやすく、やりがいがあります。
コストダウンするにも様々な方法がありますが、直接仕入先に安くしてくれとお願いするだけではダメで、例えば数年の相場のデータを根拠に値下げ交渉をしたり、設計仕様の部分も見て仕様変更をしたりしてコストダウンをします。
コストダウン活動を通して、次第にモノの価格の感覚やモノづくりの設計などの知識も身につくので面白いです。そしてその知識は、交渉材料にもなればアイデアにつながるものです。
コストダウンとモノの価値、これらかも永遠の課題に向き合い、経験を糧にしていきたいと思います。

中国への留学経験を生かして、世界に挑戦する

僕は中国への留学経験を生かして、中国と関わる仕事をしたいと思っていたため、アラジンブランドで躍進し、かつグローバルに展開している千石に入社を決めました。千石は国内だけでなく中国とフィリピンに工場を持ち、またアメリカや上海にも営業拠点があります。
実際、僕は業務で中国語を使って中国の仕入先や工場とやり取りをしていて、自分の強みを生かして働けているのは非常に嬉しいですね。
グローバルに展開し、かつ若手社員にもチャンスがあるので、海外に興味ある方もどんどん挑戦できる環境にあると思います。他の人も自分の強みを生かして仕事ができているので、やりがいを持てると思います。

コロナの混乱でも千石は団結し、力をつけていく

僕は2020年4月に新卒で入社し、当時はコロナ禍が始まったころでした。
そしてそのコロナが原因で、さまざまな混乱がありました。資材が納期通りに入ってこない、資材を載せた船が止まった等、急を要するイレギュラーな事態が何度もありました。
僕が購買を担当していた資材も急に納入できない状況となり、大きな損失となりうる事態でしたが、僕は問題を提示し、状況と打開策をまとめて自分ができる範囲で関係者へと取り次ぎ、解決へと導けるようにしました。その後は上司や社内全体の迅速な対応により、大きな問題とならず繋ぐことができました。このイレギュラーの対応は大変ではありましたが、繋いで貢献できたことはとても達成感がありました。
乗り越えた経験は、僕だけでなく、千石を強くしたと言えると思います。

創造の可能性は無限に広がっていく。 モノづくりを知り、世界で活躍したい。

僕は将来、モノづくりのあらゆる知識に精通してグローバルに活動したいと考えています。
購買の仕事においては仕入先とのやり取りだけでなく、設計について開発部門の方ともやり取りが必要で、その中でモノづくりの知識を学んでいます。
まだまだ未熟ですが学んでいく中で、やはりモノづくりは奥が深いなと思います。
モノの仕入れの知識だけでなく設計や仕様などにも詳しくなれば、新たなアイデアを生み出すことができ、手段方法の選択肢を増やしていくことができます。
そして外国語を用いてグローバル展開し行動範囲を世界まで広げて、その知識を掛け合わせれば、モノづくりの創造の可能性は無限に広がっていくと感じています。
モノづくりに対してあらゆる対応能力の高い人となりたいです。

知識ゼロでも、経験しながら、知識を構築できる。

千石の良さは、上司や先輩方がしっかり仕事のフォローをしてくれることですね。
僕は1年目から千石のヒット商品のアラジントースターにも搭載されているグラファイトヒーター製造に関する購買業務を任されて、いきなり大きな仕事を任されたなと当時は思って、大丈夫かなと心配していましたが、わからないことがあれば、上司や先輩方が親身にしっかりフォローして下さりました。
手厚いフォローがある中で様々な業務の経験を積み重ねたおかげで、次第に自信を持って主体的に行動をできるようになりました。
知識ゼロからでもフォローがあるおかげで知識をどんどん構築できるので、その面で成長ができる働きやすい環境だなと思っています。

入職希望者の方へメッセージ

就活の時期には自己分析をしてしっかり自分と向き合い、やりたい仕事はなにか、得意なことはなにかなどいろいろ悩んでいると思いますが、僕が就活をしたときは、軸としては「中国語を生かして中国とかかわる仕事がしたい」というだけで、やりたい職種はなにかとは具体的にはありませんでした。
ですが僕が配属された購買課で1年目から責任のある仕事を経験した中で、新しい自分が見えましたし、日々勉強しながら楽しく仕事ができています。
千石では個々が適正のある部門で仕事をできるので、まだ具体的にはどの仕事に就いたらいいかわからない方も、何かに挑戦し成長したいんだという方も、手厚いフォローの上で仕事ができるので、この魅力のあるモノづくり技術と成長性を持つ千石にぜひ飛び込んでみてください。